ティッシュペーパーに絵を描いてみた
絵を描きたい。ただ漠然と。
最近はペンタブ?とかiPadでも描けるらしいのですが、そんなものは無い私が絵を描くにはペンと紙が必要になります。
そんなわけで、ペンと紙を探していましたが、、、
、、、
、、、
ティッシュに絵って描けるの???
なぜかあった4B鉛筆
ふと思い立って、鉛筆をティッシュに突き立てました。
この様です。
汚れを拭くのにも鼻紙にもされず道具としての役割を失った無残な日用品がそこにはありました。
ちなみに描いたのはドラえもんのつもりでした。
何これ。
やはり鉛筆のように鋭いものでは絵を描くことはできないようです。
なんでティッシュってぐちゃぐちゃにしたら全部汚く見えるんだろう
しかし、ペンといってもこの世には様々なペンが存在します。
中でも鋭さは世界一であろう鉛筆では、描くことが困難なことは頷けます。
そんなわけで、このティッシュの本来の存在意義を完全に無視して、レッツドローイングとしゃれこみたい!!!
•調べてみた
まずは、ティッシュペーパーに絵を描いている人が他にいるのか確かめてみます。
「ティッシュペーパー 絵」で検索、、、
フリー素材が出てきてしまいました。
確かに「ティッシュペーパーの絵」だけどさ、、、
てか需要あんのこれ???
ドラッグストアとかのポップに使うとしてもティッシュ箱くらいなら描けない???
検索を変えて、「ティッシュペーパーに絵を描く」で検索してみます。
一番上にティッシュボックスのスケッチが出てきました。
静物デッサンって言葉を美術の授業で聞いたことはありましたが、こんなものまでやるんですね。
今から絵を描こうというのに芸術の世界の広さに少し怖くなりました。
あ、下に関係してそうなホームページがあります。
http://asanoken.jugem.jp/?eid=1906#gsc.tab=0
読んでみると、小さい子たちが楽しくティッシュに絵を描いていました。いつみても子供の創作は自由で素敵です。私も子供なんですが。
ただよくみると、これはどうやら下に段ボールを敷いて、濡らしたティッシュを上に貼り付けて描いているようです。
最終的に下絵を無視して前衛芸術の混沌の象徴のようなものが生まれていて面白い記事でしたが、、、
確かに、描きやすくはなるんだけども、、、
失礼しました。気持ちが高まるあまりおしりかじり虫くんが出てしまいました。
もうすこし調べたのですが、、、
机に敷いたティッシュにそのまま絵を描く参考になるものはネットで見つかりませんでした。
となればやはり実践です。私が実践しなければ、、、
というわけで今回の検証はこちらです!
「フリー画像 竹槍」で見つかったもの。何でもあるなマジで。
私がティッシュペーパーアート会に革命を起こす!!!
ティッシュペーパーに描くのに適した最強の筆記用具が今ここに決まる!!!
※適当な検証です。もちろん何の当てにもならないのでご了承ください。
•早速いろんなペンで描いてみた
まず初めに、筆先が柔らかく、広いものを選出します。
理由として、尖ってて硬いものの場合、物理的にこうなっちゃうことが予想されるからです。
※こうなっちゃう※
なので、今回はなるべく筆先が柔らかく広いものを選びました。
挑戦者、いや、挑ペン者入場!!!!
Come on...!
~左から順に紹介~
筆ペン...予想では一番期待が持てる。筆先の柔らかさは筆記用具の中でもトップクラス。
フェルトペン...筆ペンと同じく柔らかさを売りにしている。
正直用途がよくわからない。なんなんだこのペン。
サインペン...名前含め持ってるだけでかっこいいやつ。
こちらも柔らかいが少し鋭そうなのが難点か。
油性ペン...滲んだら机が死にそう。マジで使いたくない。
蛍光ペン...面積の広さはあるが硬さはこの中ではトップ。
果たして、、、?
(油性ペン、蛍光ペンは太い方を使わせて頂きます。)
では今回のルール説明に移ります。
①ティッシュ一枚(実際2枚重なっていますが、それ含め今回は一枚とします)を使用。
②必ず硬い机に敷いて絵を描く。(ノートなど土台を敷くと、土台が柔らかく変形して描きやすくなってしまうため)
③破けた時点でそのペンは失格。
④今回描くものとして用意させていただくのは、、、
ではでは、早速バトルを開始します!!
~ 1st challenger ~
・筆ペン
優勝候補、筆ペン。
もう「筆」ですから。鋭さなんて皆無。
筆記用具界でも柔らかさの雄たる筆ペン、その実力やいかに、、、!!
なんか鋭くね!!????
予想より遥かに細筆でびっくりしました。
ま、まあでも筆先は柔らかいですから、、、
さっそくやっていきましょう!!
速攻破けました。
筆先が予想より遥かに尖っていたのと、ティッシュペーパーがやはり水分に対しての耐久力がなさすぎたようです。
というより、思っていた以上にティッシュに描くのは難しい。紙が柔らかいし軽いしでブレブレになってしまう。これは中々に難問だ、、、
下にインクが付いてしまいました。
これから来るであろう油性ペンにますます怯えています。
その後何回か試しましたが、結果は全て失敗。一筆入れることすら叶いません。
悲しいですが筆ペン選手、失格です。
結果:これ持ってる筆ペンがダメなだけじゃね
~ 2nd challenger ~
・サインペン
筆ペンともう一つ、柔らかなペンの代表がいます。
それがこのサインペンです。
筆先は見た感じは筆ペンより硬そうですが、その実力は未知数。やっていきましょう。
おお!!
やりました!ちょっと引っかかるところはあったのですが、
しっかり描けています!
と思ったのですが、、、
あ!!
ああー!!!
あああああー!!!!
<ちっせ〜穴開きベチョベチョ机のじゃ〜〜〜ん!!!!!!>
サインペン、残念ながら失格となります、、、
大変悲しいですが、これがティッシュペーパーの非情さ。
微かな穴とはいえ神は、いや紙はお赦しにならないのです。紙だけに神ってね。紙だけに。
、、、
笑え!!!!!!!!!!!!!!!!
結果:いい線まで行ったが惜しくも失格
サインペンが折角あるから、オリジナルサインを作ったりして遊んでいました。
いつか有名人になっていたら使いたいです。
右上の箇条書きはなんで書いたか覚えていません。
•次々と沈みゆく選手たち
次々と次の挑戦者が現れます、、、
しかし、ティッシュペーパー一枚の脆さが彼らを苦しめました。
3番目の挑戦者、蛍光ペン。
個人的には広々としたペン先に期待していたのですが、先端が予想よりも鋭角気味になっていたため開始早々にリタイヤ。
おしりかじり虫になれなかった何かが哀愁をただ酔わせながらほのかに光っていました。
やはり筆先の柔らかさのほうが重要なのかも。
何だその腹立たしい顔は。
使いたくない4番目の挑戦者、油性ペン。
挑戦者の中ではかなり細く、そのペン先の柔らかさを活かすこともできず失格。
かろうじて顔とわかる点がまだ救いか。
、、、あ!!!
や〜っぱり机の下に滲んで落ちなくなりました。
彼はティッシュペーパーアート界から永久追放とさせていただきます。破門だ破門!
•最後の挑戦者
次々とティッシュを前に負けゆく筆記用具達、、、
そして気づけば最後のチャレンジャーに、、、
残された一縷の望みは、、、
フェルトペン、、、
はっきり言って仕舞えば、筆ペンやサインペンのような結果が浮かんできてしまいます。
何を今更、、、みたいな感じで会場総勢一名の間でブーイングが起こっています。
そんな彼からも自身のなさがひしひしと伝わってきます。
はたして、彼は奇跡を起こすことができるのか、、、?
アレ!!??
アレ!!??
描けてんじゃん!!!???
いやいや!!
待て待て!!
よ〜くみると滲んだ所が破けて、、、
いません!!!
うっそ!!??
やりました!!!!
まさかまさかの初合格者はフェルトペンです!!!!!
見事におしりかじり虫を描くことができました!!!!!
え!?おしりかじり虫に見えない!?
腐敗して死にかけのアンパンマンのチーズのゾンビに見えるって!?うるせ!おしりかじり虫と認識したらそれはおしりかじり虫だろうが!文句ばっかいいやがってよ!やんのか!
正味な話です。
普通に感動してしまいました。
本当に今までが酷すぎて。いとも容易く破れてしまう彼らの惨状を見て、フェルトペンにも期待がもてなかったのですが、、、
まるで今までの歴戦のペン達に対してなろう系主人公が如く「また俺なんかやっちゃいました?」とでも言わんばかりの表情です。
こう見ているとフェルトペンがめちゃくちゃイケメンに見えてきました。フェルトペンかっこいい。
天然だけど憎めない草食系男子のイメージ。
家にある大まかな鋭くないペンの選出もこれで終わりました。
これにより、鋭くないペン界隈の中では用途がよくわからないフェルトペンが唯一成績を残す結果になりました。
なんというか本来の用途を無視したものに適しているのが用途のよくわからないものという結論はなんだか妙な感情を覚えますね。
そんなことはどうでもいいのです!
おめでとうフェルトペン!
ありがとうフェルトペン!
本来の用途は全くわからんけど!!
誰かこっそり教えて!!
<結果:フェルトペンはイケメン>
まとめ
(悲しき残骸たちと何故か机に置いてあった生しょうが)
いかがだったでしょうか。
今回はティッシュペーパーに絵を描きたいなと緩く思い致ったのが、予想外に一人で熱く盛り上がってしまう結果になりました。
お陰で芸術的なおしりかじり虫ができて大満足です。
個人的にはやっぱり絵を描いてみたりするのはどんな状況であれとても楽しいな、と思いました。
皆さんもご自宅にフェルトペンがありましたら、ぜひぜひティッシュペーパーに何か絵を描いてみてください。
読んでいただきありがとうございました!
それではまた。
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、、、至高の芸術では?
ありがとうございました。