湾岸ミッドナイトより FLAT RACING黒木に一時期チューニングを依頼していたが既に走り屋を引退した男

 

※ちょっと日記の頻度が減ります。最近暑いし忙しいしいろいろ大変です。

 

登場シーンはわずか5ページ。このキャラが…カッコイイ!!
最初の一コマ目ではいかにも軟派なあんちゃんといった具合ですが、黒木の存在に気づき、さらには黒木がまだ高速の世界で走る住人であることを顔とトップレベルにチューニングされたBNR33から瞬時に悟る。その後周りの走り屋たちに「早く帰りな」と告げ、彼女がまだドライブしたがっているにも関わらず「ホンモノがでてきそう」とピシャリ。最後に「やっぱカッコいーわ 黒木さん」「一時期だったけどあんたンとこでチューニングにイレ込んだのは ちょっと誇りかナ」と独り言を呟いてそのまま退場。
この去り際までカッケェ。
黒木という嘘のつけない、誠実で堅物でありながら誰にも理解され難い領域にまで浸かった走り屋にこの一言。黒木がクルマに対して誠実に向き合ってきたからこそ、彼は尊敬されている。このシーンは黒木編でも1番の名シーンだと思ってます。
こういった過去の行いの話に関して、2部のC1ランナー最終巻での有栖と荒井の会話。有栖が昔の仕事がきっかけで思いがけずオイルメーカーとの再契約を果たしたことを荒井に報告すると「ああ よくある話だよ 昔の自分の仕事が今の自分を助けてくれる モノを作る人間にはよくあるコトだ」と荒井が返すシーンがありました。あれもすごく印象に残りました。
そんなわけで今回は大好きな漫画の細けぇオタク話でした。
ぬん。