知らん雑草を命名する。
雑草茂りまくり。
庭の草取りをしています、片品です。
9月は雨続きの為に中々にひどい量です。
雑草を抜き続けて10数年経ちますが、今年は梅雨が遅かったからか例年よりはるかにすくすくと育っています。
そんないやーになる雑草ですが、彼らとの付き合いも長くいつの間にやら変な愛着が湧いてくるようになりました。
変な花を咲かせるヤツ、なんか匂いが独特のヤツ、抜いたら変な汁が出るヤツ、、、
、、、
名前を知らない、、、
今思えば、彼らの名前を私は知らない、、、
雑草の理解度、親密度MAXだと思っていた私は、そんな攻略対象の名前すら理解していなかったのです。
こんなに悲しく虚しいことがございましょうか。
私はただ彼らの気持ちを無視して、徒に彼らを引っこ抜いてゴミ袋にまとめていただけなのでした。
それが果たして雑草に対する愛と呼べるでしょうか。
その姿はさながらさまざまな男に取り繕い、全てを奪う魔性の悪女そのもの。(、、、乙女ゲーとしてはそれはそれで悪くないかもしれないのですが、、、)
彼らを正しく愛するためにも、たとえそれが結局私のエゴだったとしても、私は彼らを知りたい。
早速やってきました。おそらく親密度5000兆パーセントのインターネットのお時間です。
(チュートリアルのキャラが一番好きになることってあるあるですよね。え?ない?、、、は???)
では早速検索です。さてはて、、、
え、、、?
どれ、、、?
あ、、、除草剤、、、欲しいな、、、
Take2
雑草茂りまくり。
庭の草取りをしています、片品です。
今年は雨続きの為に中々にひどい量です。
雑草を抜き続けて10数年経ちますが、今年は梅雨が遅かったからか例年よりはるかにすくすくと育っています。
そんないやーになる雑草ですが、彼らとの付き合いも長くいつの間にやら変な愛着が湧いてくるようになりました。
変な花を咲かせるヤツ、なんか匂いが独特のヤツ、抜いたら変な汁が出るヤツ、、、
情弱ゆえ調べてもよくわからないから彼らに名前をつけることにしました。
多分雑草って言われてるくらいだから彼らにはきっと名前がないのです。
私が神に代わって命名してあげることにしました。
私は慈愛の心を持って我が子を想うが如く、雑草一つ一つに素晴らしい名前を与えたいと思います。
それでは早速やっていきましょう。
親に草刈りのサボりがバレる前に。
1.よく咲いてるちぃせぇ花の草
画像ほぼ全体のこいつ。
抜きやすいし別にこいつに困ったことはないんですが、本当にエンカ率が高い。どの庭にも道路にも現れ、誰しもが知る雑草界の桜のような人気者。
小さな花の可愛らしさ、逆に言えばスタイリッシュな感じが出てかっこよさも感じる彼。
そんな彼は、、、
決まりました。やはりアイドルといえばアイシールド21、王城ホワイトナイツのワイドレシーバーにしてジャリプロ所属のアイドル、桜庭春人でしょう。
端正な顔立ち、スタイルで笑顔が似合うイケメンな彼ですが、その心は熱く沸る闘志の塊。
命名したらこの雑草が途端に甘いマスクのイケメンに思えてきました。かっこいい。ファンです。
さて、次に行きましょうか。
2.根っこの強さに定評がある草
真ん中のこいつ。
出ました。雑草抜きストの第一関門。
彼の根っこの抜きづらさたるや。
不倒の漢。その場から離れない頑丈さ。
本当に全然抜けない。地面にセメダインつけてんのかこいつ。
環境破壊じゃないか。やめなさい!
華麗に諭したところで、彼に命名していきましょう。
君の名は、、、
彼の頑丈さ、力強さたるやアイシールド21、ホワイトナイツが誇るガード兼ディフェンシブタックル、大田原誠が相応しいでしょう。
名前をつけたらつけたでこの雑草ががムキムキで野性味のある男に見えてきました。
この雑草の野獣のようなワイルドさにキュンとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さあさあどんどんいきましょう。
3.匂いが独特な草
三角の葉っぱのこいつ。
変な匂いって言っても野草的な臭みじゃなくて、なんかお薬みたいな匂いがするんですよね。理系じみた草です。
彼からは知性を感じます。
そんな彼はもちろん、、、
やはりここはアイシールド21、王城ホワイトナイツの頭脳でありクォーターバック、高見伊知郎でしょう。冷静で心強い彼がたまに覗かせる闇、見事にこの雑草に当てはまると思います。
そんな二面性のある理系の頭脳派な雑草ことタカミイチロウに惹かれる人も多いのでは?
4.イネみたいな草
真ん中のこいつ。
てっぺんにイネみたいなのがついたヤツ結構見かけますが、ここまで上にまっすぐ伸びたヤツもそういませんね。
ていうかここコンクリなのにどっから生えてんだこいつ。
その姿はまるで天を貫く「槍」のようです。
、、、
ん、、、?
槍、、、?
そうですよね。間違いなく彼は王城ホワイトナイツが誇る最強のラインバッカー、進清十郎。
スピアタックルのようにまっすぐに突き抜けた槍の身体。
努力を信じて疑わない、雑草の根底であるどこからでも生えてみせるど根性の魂。
自分に厳しくストイックに育ったバランスの良さ。
そう、彼こそがセナの永遠のライバル、シンセイジュウロウ。
まとめ
(なんか小さい頃指で弾いて遊んだ草。名前はまだ無い。)
いかがだったでしょうか。
改めて日常生活でも見かける雑草達の名前を、こんなにも知らないなんて普通に驚いてしまいました。
でも今回はこうして名前をつけてあげることができたので、彼らをちゃんと愛することができそうです。
みんなそれぞれ個性が尖ったカッコイイ男性にみえるようになったのはおそらく完全に弊害ですが、細かいことは気にしないことにしましょう。
皆さんも草刈りをする際、知らない雑草に名前をつけてあげてはいかがでしょうか。
いつもは鬱陶しく感じてしまう雑草達に少し特別な感情を持って、楽しく草刈りができると思います。
それでは最後に王城ホワイトナイツのみなさんに出ていただいてお別れとさせていただきます。
かっけぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それでは。