ボトルをお勧めする 

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こんにちは。片品雫です。
いきなりコンセプトが崩壊するんですけど、合理的な理由でとくにおすすめできないんですね、ボトル。
トイレってあるし。結局ボトルから捨てる手間があるから。
どうしよう。

 

はじめてのボトルは高校生になってからでした。珍しくもないですが、夜中の2時3時位までネットをしていて。そういう時間にトイレも行くんですが、苦情を言われて。
どうも母親がトイレの音で目が覚めるらしい。朝も早いパートだから、さすがに申し訳ないかなって。どうしたらってしてたら、机に麦茶メーカーのペットボトルが転がっていたんです。
なんだかわりと美談じゃないですか。それ以外のシチュエーションでもやってたのは何も擁護できないけど。
そう。メリットの一つとして、排泄の時空間を操れる。
ネトゲや通話中なとき。もう立つのもめんどくさいとき。エレベーターに閉じ込められたとき。我々は一度だけワープ魔法が使えるんです。
やっぱり膀胱が一つしかないのって人体の欠陥なんですね。一回入れてみると、500mlはちょうどなサイズなのがわかります。個人差あると思うけど、ギリギリで出すとボトルの方も内容量が少し足りなくなってくる。
...さすがにボトル開発の方々に申し訳ないから黙ります。
もしもあなたがその気になったら、いくつかイメージトレーニングをしておくと適切に完遂できるかもしれません。
たとえば注ぐとき。
私のばあい、3分の1くらいの確率で失敗します。具体的には、注ぎ口のフチにあたって外に飛びが生じます。
これは多分かなり個人差があって。私のは、ボトルの口ちょうどくらいの口径なんですね。先端を入れれば外に飛ばないのはそうなんだけど、ボトル内の空気が押されて上がってくるんです。溜まってゆくにつれ先端になんとなく内圧がかかる。それに負けて空気を逃してやると、ボトルの口から排出口が遠ざかってしまうんです。出してるうちにボトルの重さも変わってくるから、そういった手元の調整ミスと合わさるとたまに発生してしまう。
それがやだなーって場合は、口径大きめのボトルを利用するといいかもしれない。とはいえこんな事情に則して飲みもの選ぶというのもバカらしくないですか。
だからよく注意を払ってやるしかない。内圧が強くなってきたな、と思ったら一瞬我慢してちょっと引き抜いて、空気を逃してやる。うん。こんな面倒くさい調整を横着しない人は最初からトイレに行ってますね。
あと注意すべきは、通話中とかマイクが拾うかどうかかもしれません。
拾わないって明言したいんだけど、ここはたぶん機器とかアプリによるところなのかも。私がやってたときにした時はとくに指摘されなかったので、そんな爆音は出てないものだとは思います。指摘されなかっただけかもしれないけど。気になったらなんか録音とかで確かめてもいいのかも。
他にはなんだろう。先にも書いたんですけど、500mlというのは容量的にけっこうギリギリだから。余裕がある時にするなら大丈夫ですけど、かなり危なくて、かつ手元に2Lボトルがあるときとかは、そっちにやった方が無難かなーとは思います。なかったらしょうがない。
出したあとは、なるべく日が経つ前にトイレに捨てちゃいましょう。日が経つにつれハードルが上がりますし。ネットでボトルしてる方々を見ると、すぐに捨てるって方多くて、みなさん意外とちゃんとしてるんだなーと思います。

 

よし。
大体こんな感じでしょうか。
正直私もたまにするくらいなんで、先達の方はもっと洗練された色々があるのかもしれません。
ぜひ、まあまあ、どうか臨機応変に、柔軟に思考するのが大人の対応というやつですよね。

最後に。
内容的には本当に全く関係ないんですけど、「氷菓」で有名な米澤穂信に、ボトルネックっていう小説があるんです。
氷菓とは違って重々しい話なのですが、ちょっとしたファンタジージュブナイルっぽいものも入りつつミステリー的な回収もすごくちゃんと納得のいく話かと思います。
ラノベ的な感じは薄いですが、同じミステリー作家なら西尾の戯言シリーズとか好きな人もいいかもしれない。中学のときに読んだんですけど、いい意味で中高生の頃を痛打する内容だと思う。こんな記事で紹介するのもアレなので、また別の記事で書くべきだと思う。書こう。
というわけで、ぜひ。
いや。ネガキャンとかじゃないんですよ。これでも私はミステリ好きなんです。米澤先生は氷菓ボトルネックくらいしかまだだけど、メフィストとかも色々あって、いいですよね。本当に。
だからね。信じています。