ほどなくして

 

「ほどなくして雨は上がった」。


この表現好き。
「まもなく」って言われるとどうもスポーツのTV中継感があるが、「ほどなく」はなんか文学的に感じる。まあ普段その役目の大部分を「まもなく」が担っているし、日常生活において「まもなく」があるんならそっちを使っておけば良い。
ただ「ほどなく」はカッコいい、これだけはガチだと思う。
他に「まもなく」の類語だと「日ならず」というものも聞いたことがある。こいつもなかなか良い感じだが、「ほどなく」よりはるかに使われない。実際目にした時はギョッとしそう。一瞬意味わからないし。

他だと「幾許もなく」みたいなものも類語なんだろうか。
でも「幾許」はなんかコいてる感が強すぎる気がする。
小説か何かの影響か、「余命」に使われてるイメージしかない。「余命幾許」。実際に医者がこの表現使ってきたらハマちゃんみたいにハリセン持って「コくなお前」って叩いちゃうかも。


まあ、かといって「ほどなく」がコいてないかと言われたら、まあ…。
やっぱり「まもなく」ですね。
どうぞ使ってみてください、
いい音でしょう、
余裕の音だ、
安心感が違いますよ。
…。
土曜プレミアムコマンドー、「ほどなく」放送開始です。
ウワァァァァァァァァァ。