アーニャに無料と言わせないで

ジャンプ+の超人気漫画といえば株式会社マジルミエ。最高の最高でスーパーのハイパー最高だからみんな単行本も電子書籍も買ってね。いやぁ〜、マジルミエ最高…じゃなかったSPY×FAMILYだ。
かれこれ2年前くらいからYouTubeでもSPY×FAMILYの広告をよく見るようになった。
そしてアニメの大成功もあり、その主人公の1人たる「アーニャ」ももはや世界がよく知る漫画キャラのマスコット的地位…というかある主現代の「ピノコ」として君臨したわけである。ちなみに筆者は一時代前はチョッパーがそこにいたと考えていたりする。
そんなとびきりに可愛くてすこし腹黒な一面もあるアーニャというまさしく天使のようなお子様キャラクター。もちろん私も超がつくほど「子供」という存在が好きなので、アーニャのように魅力たっぷりに描かれた子供キャラが大好きだ。
そんなアーニャが最近YouTube広告で、ジャンプ+のアプリが初回無料で読み放題という宣伝文句と共に「むりょう！？」と改変されたセリフを目を輝かせながら言っている…。
「飛影はそんなことを言わない」とは大変素晴らしいお言葉だとここまで痛感する日がくるなんて私は思わなかった。というか言わせんなよそんなこと…。
普通に代表漫画の立ち絵載せて初回無料を宣伝してよ…。と、まあめんどくさい読者と化してしまった。実際ピノコもチョッパーもこんなことを腐るほど言わされたのだろうし、方や本誌で鬼を斬り殺していた方々も今やふりかけとしても活躍の幅を広げている。看板キャラは広告塔としての役割も絶大だし、現に影響を受けて思わず私もこんな駄文に手を出してしまった。
ただ、何だかなぁ…嫌やわぁ…と初期の不貞腐れたアムロ=レイのような気持ちが出てきてしまうのは私だけなんだろうか。
「あなた方は自分のことしか考えられないんですか！」と背中から古谷ボイスのヤジが飛んでくる。ごめんなアムロ、それでもハロだって可愛いし、同じようにアーニャだって可愛いんだから。
…またオチを「永遠にアムロ」で締めようとしてた。このまま終わります。