最近スマホ依存って聞かないね

 

 

スマホ依存の片品です。
スマホの画面を見てる時間を集計してくれる機能ができてから1日の見ている時間が18時間を切ったことがありません。そら視力も悪うなりますわな。
でも最近思うにスマホ依存症なることばをニュースで見なくなった気がします。さらに前はネット依存やらゲーム依存なんて呼ばれたものもありましたね。
もうみんな当たり前のようにスマホをいじるので使われなくなったんでしょうか。それともメディアが飽きたのでしょうか。
…ぶっちゃけ両者な気がします。
遥か昔に「野球と其の害毒(であってたろうか)」なる本があり、まだ日本で野球が国民的スポーツになる前に野球という遊びがいかに人を堕落させるかみたいな記述をつらつら書いた文章がありました。確かラジオが初出した時もアメリカでは新聞会社がラジオの危険性を論うような記事を書いた話がありました。
メタ的に見てしまえば、明らかに「新商品が世間に浸透することで不都合が生じる可能性の高いことを予期した第三者によるネガティブキャンペーン」なんだろうなと思います。
ただ、いつの時代も同じことを繰り返すんだなと思いながらも、繰り返しすぎじゃない?とも思うんですよ。反省しろよ人類、って。利便性を前にネガキャンは功を奏さないが大半な世の中だと知っているにも関わらず、他の対策を用意しないのって人類の怠慢になっている気がしてきて。今の最新技術を「取り込む」か「別の方法を模索する」かは自由ですし尊重されるべきですが、「批判して既存をどうにか擦る」はもうやってはならない気がします。まあこれも言ってしまえば利権のツタが育ちきって身動き取れないからそうせざるを得ないところが大きいのかもしれませんが、「次はどんな新顔をどんな造語で否定するんだい?」とメディアを冷笑的に楽しむコンテンツとして扱うのはさすがに気分が悪くなってきました。というか一番腹立つのはその度に「〇〇心理に詳しい」って肩書きのよくわからんおじんおばんが顔を覗かせることですけど。
次は「AI依存」的な言葉でも出てくるのかしら。産業革命を起こしてから数世紀、現代を生きる我々は一度技術が応用されたからには、振り向かず前だけ見る癖をつけなきゃいけないなぁと考える片品でした。
…ところで片品はスマホを用いて何かしたんでしょうかと言われましたら、YouTubeでよくわからん海外のホームビデオを嗜むことに成功したり、ミミズにおしっこをかけるとちんちんが腫れることについて書かれただけのHPを見つけたりしました。
スマホ依存、やっぱダメかもしれない。

残念ながら片品は繰り返す生き物でした。

 

 

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