「生きてんなぁ」と思う機会

 

 

 

あんまり無い、ってか無い。
今の暮らしが不満だぁとか変わらなくちゃぁとか思っているわけでは無いですし、福祉が行き届いた平和たるジャポネーゼとして何一つ不自由なき生活を謳歌しているわけですが。
逆にこういった「生きてんなぁ」って気持ち自体、満足してる場合には感じ得ない感情なのかも、他を見れば到底できない平和を当たり前のように生きてしまっている立場にあるわけですし。いやかと言ってわざわざリスクを取ってまで「生きてる」を実感したいわけではなく、だからバンジージャンプとジェットコースターには未来永劫用がないです。
「変わらなきゃ」みたいな感情もここにいる気がする。満ち足りてるからこそこんなことを考える余暇が出来ちゃうというか。末法思想って平和な時ほど多いのかも。だって暇じゃなかったら「世界の滅亡」について考えないと思う、全国の中学二年生の妄想ノートはまさに平和の象徴、みんなで集めて上野の美術館とかに寄贈しよう。いやこれ本気でビンタれそう。私もやたら「陰鬱」に関連したワードで構成された中学のポエム集出すから許して。
いつか自分が「生きてんなぁ」って本気で思った時はきっともう平和では無いのだろう。それではとても嫌なので、どうか幾つになってもウェルシュコーギーのケツと末法思想について考えていて欲しい。
そんな日。

 

Over the Trouble

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