音楽をアルバム単位で聞く。part3
第3回です。じつは。はい。だいぶ期間が空きましたね。
第1回↓↓↓
katashinasizuku.hatenablog.com
第2回↓↓↓
katashinasizuku.hatenablog.com
このブログではちょくちょく音楽の話をしていたりしていなかったりするのですが(見返してみるとたまに、ってかかなりエラソーなことほざいてる記事も散見されて...恥ずかしい限りでごぜーます...)
さてさて本題に戻りますが、今回も聴いてよかった、聴いてほしいアルバムをご紹介いたします。ではではまいります。
中村一義 ERA
全人類にはこのアルバムの「ジュビリー」を聞かなければいけない瞬間が必要だと思う今日この頃。この歌詞とこの曲とこのMVに出会ったあの日からこの曲は私をどこか不安定ながらも支えてくれた気がします。とにかくこのアルバムというか中村一義のアルバムは全部聴いてほしいです。97年組ってよく括られますがくるりもスーパーカーもナンバガも全然毛色の違う音楽をしていますよね。その中でも中村一義は異質感が凄い。とにかく今にこそ刺さる歌詞含めて大好き。ジュビリーの歌詞で一番好きな歌詞は「一生どん臭い理屈掘りよりか、まぁ、サイズ合った服、着ようって。」って歌詞です。マジで「本質」だと思う。あのテンポ感と抜けた感じで歌われるから余計にきます。いや、きて。
…一個目からアルバムを語れていない！と、とにかく聴いて〜！
KMNZ KMNROUND
全編最高に夏で全編最高に旅。
なんだか変に思われるからあんまり言わないのですが、KMNZの曲を聴いてると作詞者だったり歌い手の目が移植されて彼ら彼女らの景色をそのまま網膜にぶち込まれてる感覚を味わいます。それくらいに経験し得なかった為に生まれた心の隙間に食い込んでくるような。特に「journey」と「letter」は鋭いです。滅多刺しにされて泣いちゃいました。解像度を底なしに深掘りするラップ詞の妙なのかも。
sea-no 薬草-EP
最近めちゃめちゃハマって聴いているアーティスト様です…世界観もアレンジも良すぎ…。何よりアルバムジャケットに一目惚れした…というのもあって聴き始めたらすんごいの本当。ピアノによるアレンジが主体の本作、いや、説明が難しい。歌詞も良いのですが、それ以上に声質とメロディの使い方が死ぬほど脳にブッ刺さりました。二曲目の「カノコソウ」の歌メロにポエミーなラップを重ねる手法がすごく斬新で、まるで水面に浮かんで漂っている気分になって脳がトロトロにされました。最高の最高。
THE PINBALLS Dress up
趣向を変えて。
いや、もうこれは黙って聞いて欲しい。それだけです。
何故なら誰がどう考えても超絶かっこいいから。
ピンボールズのガレージロックは漢、というよりも美しき女神を見る気分になったりします。歌詞の神話的西洋観やセブンスコードを使うタイミングが臭さギリギリのラインでカッコよく仕上げ切ってるのが素晴らしいです。それでいえば「299792458」という曲のアレンジも原曲の大人しさを踏襲しつつジャジーに仕上がってて好き。あと普通に歌詞が好き。谷川俊太郎みがある。ところで何て読むのだろう、光の速さということ以外わかっていないけれど。
ちなみに片品は「DUSK」がメジャー1stの中でもDress upでもどっちもいっちゃん好き。
sauna ahi:
今回もラストはインストで。サウナ。そう、私は実際のサウナに入ったこともないし暑いの苦手なので絶対に入りませんが、こっちでしっかりととのいました(?)。
いや、一曲目の「kakemegu」から引き出しの多さが尋常じゃなくて。一貫したコードスタイルなのにリズム隊のヨレ感といろいろなスタイルの方向から繰り広げられていくアレンジが凄くて。とにかく全体的に音源のポワポワ感がそれをシュッとまとめ切っていてとにかく気持ちいい、気持ち良すぎる。
まとめ
総括…といっても今回もジャンルバラバラすぎワロタとしか言えませんね…。はい、すいません、反省してます。あと以前に比べると文章少ないかも？長いの短いのどっちのがいいんだろ。
最近はApple Musicを主体で音楽を探しているからか、youtubeのおすすめ欄に音楽の動画が上がってくることが減り、今は「ハヤトの野望チャンネル」で埋め尽くされています。はい、片品、大好きです、「ハヤトの野望チャンネル」。みんなも汚水を市民に飲ませるだけの動画を見て安眠しましょう。
でもYouTubeから知った曲もぜひおすすめしたい…！あとSoundCloudのおすすめもしたい…！(最近開いてないけど)
そんな感じで、好きな音楽はまだまだたくさんあるので、とにかく聴いてほしいを一心にまたこういったものを作ろうかと思います。
それでは片品でした。バイにゃら。
